犬は水を飲みすぎると中毒になるの?
暑い夏、犬も熱中症対策をしなくてはいけません。
最近ではグッズもたくさん出ていて保冷剤のポーチがついたバンダナや水をかけてクールダウンできるお洋服なんかもありますよね。
その中で基本的な熱中症対策といえば
「水分補給をおこなう」ことです。
しかし・・・いろんなまとめサイトを見ていると
「水の飲ませすぎは危険」と出てきます。
水中毒になるよ
腎臓に影響を与えるよ
などなど、不安になるような言葉が出てきます。
でもそれって信用できる情報でしょうか?
水を飲んで中毒になった犬を今まで見たことありますか?
本当のところはどうなんでしょうか。
人間の情報ですが、こんな論文があります。
「2ー3時間で5L以上飲むと死ぬ可能性がある」
これを犬の体重に置き換えると「10kgの犬が2ー3時間のうちに約0.8Lを飲むと死ぬ可能性がある」になります。
(1日分じゃなくて、2−3時間という短時間のうちにというのもポイントです)
犬の場合だと1L未満で死ぬ可能性があるのね。恐ろしい、気をつけないと!!!
・・・って思ったかたもいると思いますが、
この数字は
常識的に見ると犬が短時間で飲まない量です。
さすがに暑くてバテている犬も「もうお腹チャプチャプでいらないです」ってなる量なんですよね。
この量を飲むということは体内のセンサーが壊れていたり脳への信号など、何かがおかしくなっている可能性があります。
とくに老犬はそのあたりの感覚が鈍ってくるので、もしかすると。。。ということはあり得るかもしれません。でも普通の子は自分でセーブして飲まないということを知っておいてください。
試しに愛犬のお水ボウルは何リットル入るのか確認してみると「うんうん、なるほど、この量は一度に飲まないよなー」と思っていただけると思いますよ。
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