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【沖縄県】 ドッグマッサージ・手作りごはん教室 Bonico
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食事では解決できないこともある

先日大阪にて、須崎獣医師の犬のガンについて学ぶセミナーに参加してきました。

犬の手作り食の第一人者である須崎先生のセミナーなので、ガンの子への食事でのアプローチの仕方を学ぶ・・・・
なんて内容ではありません!!

須崎先生のセミナーはどちらかというとこれは食事では解決できないんだよということを教えてもらうセミナーです(笑)

食事が原因で症状が出ている場合は、食の改善を行うと約2週間で変わり出します。
よって2週間で変化がなければ食べ物が原因なのではなく、それ以外の理由でこの症状が出ていると考えられます。

「○○によい食べ物は何ですか?」

という質問をされる方がいますが、残念ながら食事が原因ではない場合も多く、なんでもかんでも食事で解決はできないんですね。そもそも食べ物は”薬”ではないので・・・。
なので、この場合は食事ではなく別のアプローチをでやってみよう!ということに気づくのも大切な学びの1つです。



”○○には▲▲を食べると良いという研究結果が出ています!”
世の中にこんな情報が飛び交っています。

その研究結果はウソではないと思いますが、ただそれを食べていれば体調が良くなる・・・なんてことは、現実にはそうそう起こらないことと、私は考えます。

たしかに食事で対応できる場合もありますが、それはその栄養素が何らかの原因で不足している場合に起こることです。摂取不足で足りてないこともあれば何かの原因できちんと栄養吸収ができない体になっている場合もあります。十分に足りている子には、その栄養がいくら良いものであっても、さらに体調が優れていくなんてことはありません。




そしてもう1つ。

研究結果というのは試験管の中で起こった反応のことを指す場合が多いです。しかし体内で同じことが起こるかどうかは別の話。

なぜかというと、口からの摂取の場合は栄養素が体全体に均等に行き渡るため、必要としている部位にピンポイントで栄養素を運べないからです。
なので注射器で血管に入れるなどの栄養の摂り方をしない限り、全く同じ結果は出ないといわれます。要するに濃度の問題です。

コレ、めちゃくちゃ重要なことですよね!

そんなわけで、近頃「食養生」やら「食事療法」といった言葉が流行っていますが、食事で解決できないこともあるということを知っておいていただければと思います。


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食事では解決できないこともある

先日お天気が良かったのでボニアンと公園に遊びに行きました。いつまでも元気に走りまわれるように、飼い主が日々できることってたくさんありますよね♪









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Posted by Bonico at 2018年12月20日   10:28
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